ちょっと前の日経コンピュータの記事で某Nグループの巨大SI会社の特集記事があった。内容的には、要約すると以下の論旨。

・公官庁に強い某社だが、公官庁が経費削減のために発注内容の見直し等をしていて、その結果価格・技術ともに競争力のない某社は右肩下がりになっていく。

・そのため某社は競争力をつけるために、技術力・コンサルティング力を高め、今のパイを奪返せるようにする。

某Nグループに在籍していた身としては、内容的にはだいたいあっているなぁと思って読んでいたのだけれど、某社の偉いさんのインタビューでちょっとこれはなぁと思ったコメントがあった。これも要約するとこんな感じの内容。

「最近の若いものは、ソフトウェア技術があまりわかっていない。今のコンピュータもノイマン型のストアードロジックのコンピュータなんだから、基礎がわかっていたら十分応用ができるはず。なのに全然できていない。」

えーっと、そのレベルの理解で十分な話なら、競争力に勝てる技術力は得られないと思うんですけど。。。
これ、社員の人が読んだら脱力するんじゃないのかなぁ。